近年、環境問題への関心が高まり、企業や団体が積極的に緑化計画を推進しています。印刷に一番使われる「紙」は印刷会社とは切っても切れない関係です。普段皆様が目にされる紙は木から作られているものが殆どで、木や森林ととても密接な関係であるためです。我々のような印刷業界でもその一翼を担いながら、環境への配慮を日々進化させています。本記事では、緑化計画と印刷ビジネスの深い関係、そして弊社グラップならではの取り組みについてもまとめてみました。

1. エコフレンドリーな素材の利用

緑化計画と印刷業界の関係の一つは、「エコフレンドリーな素材」の利用です。近年、多くの印刷会社では再生紙や植物由来インクなど、環境に配慮した素材の採用が増えています。これにより、森林資源の保護や化学物質の削減が図られ、印刷物の製作においても環境への負荷が減少します。グラップでは、森の成長のために伐採した木を利用した「間伐紙」や使用済の紙や段ボールを使用した「再生紙」、持続可能な林業に基づいて作られ「FSC認証紙」なども積極的に取り入れ、少しでも地球環境や緑を守る事が出来るよう努力をしております。

2. デジタル技術の活用

緑化計画は紙自体の使用削減にも繋がりますが、これを支えるのが「デジタル技術の活用」です。オンラインでのドキュメント共有や電子フォームの導入により、紙の使用量を削減しながらも情報の共有や収集が可能となります。印刷会社は、従来の印刷だけではなく、デジタル技術を駆使して顧客に環境に配慮した情報伝達の方法を提供することができます。従来でしたらただ紙に印刷するだけだったものを、積極的にデジタル化を進める事でお客様に新たな媒体としてご提供出来るようになっております。グラップでは、印刷物と同様にプレゼン用のPDF作成、ホームページ制作なども商品に取り入れ、紙とデジタルのハイブリッドをお客様に推奨させていただいております。

3. 環境に配慮した印刷プロセス

印刷業界は、緑化計画を推進するために印刷のプロセス自体を常に改善を試みています。省エネルギーの印刷機や、排出ガスの削減に努める装置なども近年開発されています。これにより、製造工程におけるエネルギー消費の削減や廃棄物の最小化が実現され、環境への影響を軽減しています。グラップでは、熱量の殆ど出ないビジネスインクジェットを取り入れたり、社内の業務に徹底的なペーパレスを取り入れ、地球温暖化に最大限の努力をしております。こうした少しずつの積み重ねが、将来的に大きな力になる事を信じています。

4. 環境への意識向上

緑化計画と印刷ビジネスの関係は、お客様とのとのコミュニケーションを通じても広がっています。ただ印刷物を減らす事だけが環境への配慮ではありません。印刷物を日々作るという事を通じて、緑化計画の取り組みや環境への意識を発信することができる立場にあります。グラップでは、日々ブログやSNS等で発信する事で、印刷会社としてどのように緑化計画と環境への配慮が出来るかを発信出来る立場でありたいと考えております。

まとめ

緑化計画と印刷ビジネスは、持続可能な社会を築くために密接に結びついています。我々グラップでも、日々環境への配慮を取り入れながら、高品質な印刷物の提供を続けることで、環境保護とビジネスの両面で貢献しています。これからも技術の進化と環境への意識を大切にし、緑化計画との連携を進めていくことが、より持続可能な未来への一歩となるに違いありません。あなたの業界での「緑化計画」「環境保護」があったら是非教えていただき、共に勉強をしていきたいと考えております。