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「エコ間伐紙」で地球温暖化防止へ
2022年03月04日
SDGs(持続可能な開発目標)推進の動きが活発化する中、環境配慮資材への移行を検討される企業が増えています。
近年、よく目にするようになった国際的な森林認証制度「FSC®認証」以外にも、環境に配慮していることをアピールできる原紙(エコ間伐紙)があることをご存じでしょうか。
※FSC認証とは
持続可能な森林活用・保全を目的として誕生した、「適切な森林管理」を認証する国際的な制度です。認証を受けた森林からの生産品による製品にはFSCロゴマークがつけられます。
■エコ間伐紙
エコ間伐紙とは、古紙パルプを30%以上、国産間伐材クレジットパルプを10%以上使用した紙のことです。
間伐とは、森林の成長過程において健全な成長を促すために木の成長に合わせて伐採し、本数を減らして調整することです。その際に出るのが間伐材です。
森林などでは間伐をおこなわないと地表まで日光などが届かなくなり、木の成長が妨げられることで、健全な森林に育たなくなります。
倒木や土砂崩れなどにもつながることから森林をまもる大切な作業であるとともに、森林の健全な育成そのものがCO2の吸収につながることから温室効果ガス排出量の削減に繋がるといわれています。
そもそも日本は、間伐が適正に行われている率がたいへん低いそうです。
それは人手不足・資金不足など色々な理由によりますが、間伐材が発生しても、それが昔は薪や建材などで売れていましたが、時代の流れで売れなくなってきました。
その、使用用途として考えられたのが、「紙」の材料としての「パルプ」としての使い道です。
■エコ間伐紙Nのご紹介
「エコ間伐紙N」は、その間伐時に間引かれた木材を利用した非塗工紙です。
従来品と比べて、手触り感、短い毛のような模様の具合もほとんど同じに仕上がっていますが、色目だけ少し濃い感じです。
良く言えば、より「間伐感」と言いますか、木のイメージが強くなったような印象です。
表裏差はあまりなく、木のぬくもりを感じる紙です。
グラップでは名刺用紙のラインナップとしてこの「エコ間伐紙N」を採用しております。
また間伐材を使用した製品には「間伐材マーク」を印刷することが原則認められ、環境問題に取り組んでいる企業であることを広く周知できます。
名刺として素材感や温かみを感じるだけでなく、ビジネス活動を通して地球温暖化防止に取り組んでみてはいかがでしょうか。
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