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広告・プロモーション活動で抑えておくべき3点
2020年01月16日
「何を配るか」「どうやって集客しようか」
など結論を先に出してしまう事が良くあります。これでは、プロモーションの目的がぼやっとしたものになってしまい、 何のために活動を行っているのか目的を失う事となります。
例えば、御社が「ビジネス街にあるイタリアンレストラン」だったとしましょう。
平日は周りにあるビジネス客が仕事帰りに一杯、居酒屋のような目的で立寄っていただけるのですが、本当は釜戸で焼くピザを食べて欲しいと思っています。 週末や祝日は食事を目的のお客様がなかなか来ないので、近隣エリアに住んでいる方々か、 このエリアに足を運んだ人呼び込みたいと考えます。
さて、そこでチラシを巻く事にしたのですが、 2万枚を印刷し、業者に依頼して周辺の住所全てにポスティングをする事にしました。 とにかく周囲にお店があるのを徹底的に認知させたい!との事でした。
ところが、反応はいまいち・・・。 相変わらずお仕事帰りのサラリーマンは利用していただいているのに 来て欲しい肝心なファミリー層や近所の住宅街の方々、そして 近くにある大きなコンサートホールなどの方々になかなか来てもらえません。
理由はもうお分かりですね?
せっかく作ったチラシもただやみくもに巻いただけでも捨てられてしまい 何のために考えたプロモーション用途が不明になってしまったのです。「チラシを捲く」という事自体が目的なのではありません。
チラシ販促やWEB広告などを行う場合には基本的に
①ターゲット(誰)に対して
②何をアピールしたいか
③どのように集客したいか
をしっかり練る必要があります。
もし、近所の方々に利用していただきたいのなら、 住宅街のエリアにポスティング、あるいは近所の方が良く利用する スーパーにチラシを置かせてもらう方が効果的です。
またピザをアピールという事であれば、デザートなどをセットにして 食事メインのお得なコース料理の割引チケットなどを入れるのも 効果的かもしれませんね。
広告やプロモーションに「答え」はありません。 でも、具体的な顧客層についてじっくり考えれば、 さまざまなアイデアが沸いてきます。
実は、これはビジネスオーナーにとって楽しい作業なのです。自分のビジネスに何が足りないか?そして何をすれば活性化するか?それを客観的に理解する機会でもあるからです。そして、実際にしたい事が明確に見え、広告が結果になって出てくるクリエイティブな作業が事業を更に活性化されるでしょう。
「プロモーションがいかにビジネスにとって大事か」 「自分のビジネスには何が求められているか」をまず理解する事がプロモーションだけでなく経営そのものにアプローチが出来る事になります。
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