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ICTツールの活用でビジネスの進化!

2023年11月13日

 

ここ10年ほどで情報通信技術(ICT)ツールの進化が、印刷業界へも一気に革命をもたらしています。私たちグラップは設立10年ほどの新興の印刷会社ですが、最初からICTを様々な方法で駆使した活動を行っており、新たな事業の可能性を日々広げております。

 

そもそもICTツールとは「Information and Communication Technology、ICT」の略称となります。情報通信技術を活用して業務を効率化し、コミュニケーションを強化するためのソフトウェア、ハードウェア、デバイス、アプリケーション、システムの総称を指しています。

 

私たちの身近なもので言うと、Windows、macOS、LinuxやGoogle Cloudなどのオペレーティングシステム、我々印刷・デザイン業界ですと、グラフィックデザインソフトウェア(例:Adobe Creative Cloud製品)、その他、ZoomやTeamsなどのコミュニケーションツール、プロジェクト管理ツール、人工知能(AI)および機械学習ツールなど多数が挙げられます。
この記事では、ICTツールの活用事例を通じて、グラップが印刷業界を通じて変革してきた事について探ってみたいと思います。

 

1.デジタルプリンティング技術の活用

ICTツールは、デジタルプリンティング技術に新たな次元をもたらしました。従来情報消費ツールとしてオフセット印刷での大量印刷がメインだった印刷業界の役割は、小ロット・スピード向けに大きく変化しています。今はデジタルプリンティングにより、印刷物の効率的な製造が簡単に可能となりました。これは、カスタマイズされた、独自の印刷物を複数種類で提供する際には大変有用です。例えば、様々なパターンの印刷物、個別の名前やアドレスを含めたダイレクトメールキャンペーンなどは、ICTツールを駆使すれば、大規模なマーケットでも展開をすることが可能です。

2.ワークフローの効率化

ICTツールは、お客様の受注~納品までのワークフローを効率的に管理するのに役立っています。受注からプリントまでのプロセスを一元で管理できるソフトウェアは、我々印刷会社の生産性向上に寄与しています。オーダートゥデリバリ(OTD)の短縮や、エラーの削減を実現することで、お客様に高品質なサービスを提供する事が可能になりました。当日配送など、以前であれば手間のかかった運送会社の手配などもオンラインで簡単にできるようになり、「1分でも早く欲しい」というお客様のご要望にかなり近い形で実現可能となっております。

3.デザイン制作や時間の新しい次元

我々印刷業界において、デザイナーやクライアントとのコラボレーションはとても重要です。ICTツールは、リモートワークの台頭とともに、クリエイティブプロジェクトを支援するのに役立っております。クラウドベースのデザインプラットフォームや直感的な操作が可能な校正確認ツール、ビデオ会議ツールを利用して、距離や時間を超えた協力が可能となり、国内外問わずに品質とスピードを日々向上させています。

4.環境への配慮

ICTツールの利用により、オフィスで使う紙の使用量を削減することができます。デジタルデータの共有や電子文書の使用は、環境に優しい方法です。また、ICTツールを活用して、森林に配慮または環境に優しい印刷材料、熱を発しないオンデマンド印刷機などを採用する取り組みも多く、事業活動としても環境への貢献が期待されます。

(まとめ)

ICTツールの進化は、我々の印刷業界に多くの利点をもたらしました。我々印刷会社は、これらのツールをうまく活用し、競争力を強化し、お客様に新しい価値を提供するために積極的に取り組んでいます。また、地球や環境への配慮を最大限に貢献し、ICTツールの適切な選択と導入を考えております。新しい形で進化するグラップ・印刷会社の未来においてはこれからも必要不可欠な存在となっております。新しく進化するグラップにもどうぞご期待下さい。

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