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紙の厚さを表す「gsm」って?

2022年08月17日

 

ここで問題です。紙の厚さはどんな単位で表すかご存知でしょうか?
「厚みなのだから、長さの単位m(メートル)じゃないの?」と思われた方、もちろん正解です。しかし、紙や印刷の業界の中では、他にも様々な単位で紙の厚みを表現しています。
その中で「連量」を表すものは「重さ(kg)」で、「坪量」を表すものは「gsm」という単位で表記されます。
「連量」と「坪量」、聞きなれない言葉ですね。ここではその内容についてご説明いたします。

「連量」と「坪量」

厚さを表現するのに、なぜ重さの単位である「kg」が使われるのか疑問に思った方も多いのではないでしょうか。

 

紙の厚み(紙厚)なのに単位が「kg」となっているのは、原紙を1,000枚重ねた時の重さで表現をしているからです。これが「連量」です。
なぜわざわざ紙の厚みを「1,000枚重ねた時の重さ」で表しているのかと疑問を持たれる方も多いかと思いますがその理由としては、印刷会社と製紙メーカーが原紙を「重さ」で量って取引をしているからです。
原紙の売買は、一度に数十万枚~数百万枚にも及ぶため、1,000枚を1ブロックの単位でまとめて数えないと効率的でないからなのです。

 

もうひとつの「坪量」は「gsm」で表されます。
grams per square meterの略で『グラム毎平方メートル』ということです。
「g/㎡」と表されることもあります。

 

紙の種類(上質紙・コート紙・アート紙等)によっても違ってきます。
とはいっても、あまりピンとこないですよね。
そこで、例を出します。
★ コート紙の90kg というのは、一般的に新聞チラシに使われる用紙ですが、これをgsmであらわすと、104.7 gsm になります。
★ 上質紙の73kg というのは、一般のコピー用紙の厚さですが、これをgsmであらわすと、81.5 gsm になります。

 

なお、日本国内では印刷所への用紙指定で「90kgの紙」や「110kgの紙」などの言い方をされる場面が多いですが、特にサイズについて言及がない場合は、四六判での連量を指すことが多いようです。
しかしながら、上記の通りサイズによって異なりますので、必要な場合は、どのサイズでの連量であるのか、事前に確認して下さい。
また、欧米では坪量「110gsm」のような指定が一般的なので、上記の四六判と似ているだけに間違えないように注意しましょう。

「四六版」について

1平方メートルの重さが単位の「gsm」ですが、日本の紙の原紙寸法は、JIS(日本工業規格)によって「A列本判」「B列本判」「四六判」「菊判」「ハトロン判」の5種類に定められています。
その中で日本独自の規格である「四六版」について解説します。
明治時代にイギリスから輸入された四六判(原紙サイズ:788mm×1,091mm)は、イギリスの紙の規格である「クラウン判」が元になっています。
美濃判の約8倍もの大きさがあり、出版物によく使用される「4寸×6寸」サイズが取りやすかったため四六判と呼ばれるようになりました。
四六判とB6サイズの書籍は、出版物全体の約30%をも占めています。

「gsm」と「四六版」の比較表

Metric weight
gsm(g/㎡)
49.0 gsm 52.3 gsm 60.0 gsm 64.0 gsm 66.0 gsm 68.0 gsm 69.0 gsm 70.0 gsm 73.3 gsm 76.7 gsm 79.0 gsm 79.1 gsm 80.0 gsm 81.0 gsm 81.4 gsm 85.0 gsm 90.0 gsm 90.7 gsm 95.0 gsm 100.0 gsm 104.7 gsm 105.0 gsm 113.0 gsm 120.0 gsm 124.4 gsm 128.0 gsm 140.0 gsm 150.0 gsm 157.0 gsm 180.0 gsm 186.1 gsm 190.0 gsm 209.3 gsm 210.0 gsm 230.0 gsm 250.0 gsm 260.0 gsm 300.0 gsm 310.0 gsm 350.0 gsm 360.0 gsm
Ream weight
四六判(kg)
42.0kg 45.0kg 51.6kg 55.0kg 56.7kg 58.5kg 59.0kg 60.2kg 63.0kg 66.0kg 67.9kg 68.0kg 68.8kg 69.6kg 70.0kg 73.1kg 77.4kg 78.0kg 81.7kg 86.0kg 90.0kg 90.3kg 97.1kg 103.2kg 107.0kg 110.0kg 120.3kg 129.0kg 135.0kg 154.7kg 160.0kg 163.3kg 179.9kg 180.5kg 197.7kg 214.9kg 223.5kg 257.9kg 266.5kg 300.9kg 309.5kg

まとめ

ここまでで印刷業界の厚みの単位や原紙寸法について説明してきました。

 

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表はあくまで比較の目安となり、実際に感じる厚みは紙自体の表面の素材感によってだいぶ変わります。
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